ひとつひとつ気持ちを籠めて拵えたビーズのアクセサリーをご紹介しています。


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Babara Cooney:The Donkey Prince

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*グリム童話より「ロバのおうじ」文・M.ジーン・クレイグ/絵・バーバラ・クーニー
*先日、古本屋で見つけた一冊の絵本に釘付けになりました。

*M.ジーン・クレイグによる再話:あらすじ。

 平和な国を治めている、お金の好きな王様と、着飾ることが好きなお妃様がいました。

 なに不自由なく暮らしていましたが、ひとつだけ手に入らないものが子供でした。

 二人は森に住む魔法使いに頼んで子どもを授かる呪文をかけてもらうのですが、

 お礼の金貨33袋が惜しくなった王様が金貨の中に鉛を混ぜてしまいます。

 怒った魔法使いは子どもがロバの姿で生まれてくる呪文をかけてしまいました。

 望まれて生まれたはずなのに、両親から疎まれて育つロバのおうじさま。

 子としての資質と教養を身につけながら、両親に疎まれ周りの人達にも侮られていました。

 れでも耐えて過ごしていた王子でしたが、ある日、旅人のリュート弾きから

 リュートの弾き方を習います。みるみる上達し、歌も自分で作りました。

 のに、どんなに努力しても親に顧みられることはないと気づいた時、城を後にし旅に出ます。

 そして、ある国の王様とお姫様に、リュートと歌が大変気に入られ幸せな日々を過ごします。

 やがてお姫様に求婚者が現れ、ロバのおうじは身を引こうと城を出る決心をします。

 すると、お姫様が、自分が本当に愛しているのはロバのおうじと告白し、魔法使いの呪が解け、

 美しい青年の姿になってお姫様と結婚し、沢山の子供たちに恵まれて幸せになるのでした。


 めでたしめでたしなお話ですが、冒頭の理不尽さはかなり切ないです。

 疎まれ、侮られても、健気で謙虚で勤勉なおうじが素敵でした。

 外見よりも中身の素晴らしさを重視するお姫さまも素敵です。

 こんな二人が幸せになれないハズがありませんね。

 朗らかな気持ちになれる物語にバーバラ・クーニー描く挿絵がマッチしている素敵絵本でした。



 同じグリムの「蛙の王さま」に似たお話だけど、こっちの方が断然好きだ。

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by harusfactory | 2013-01-19 15:20 | Painter