ひとつひとつ気持ちを籠めて拵えたビーズのアクセサリーをご紹介しています。


by harusfactory
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カテゴリ:Movie( 40 )

Jane Eyre

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*「ジェーン・エア」2011(イギリス/アメリカ)120min 監督:キャリー・ジョージ・フクナガ
幾度となく映画やドラマ化された、シャーロット・ブロンテの不朽の名作を、若手の監督・俳優を中心に再度映画化されました。厳かな描き方ですが、内側からあふれ出る静かな情熱を感じられました。とにかく衣装と美術が素晴らしい。そして、蝋燭の明かりがともる画はキューブリックの「バリー・リンドン」的に当時の明かりを再現しているかのようでした。


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by harusfactory | 2012-06-16 17:46 | Movie

РУСАЛОЧКА:人魚姫

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*『 新・人魚姫 』 1976(ソ連/ブルガリア)78min
 監督:ウラジミール・ヴィチコフ

*アンデルセンの物語をベースに新解釈された人魚姫。新たに吟遊詩人のような老道化役が可哀そうな人魚姫の手助けし守る重要な役目として加わります。そして魔女も心優しく人間界におり、道化の計らいで声が奪われては王子と話が出来なくなるので、変わりに人魚姫の美しい緑色の髪と足を交換となりました。この二人の存在は人魚姫に待ち受ける悲恋に少しでも温く救いあるものしようという試みが感じられます。台詞は少ないですが詩情的で奥深いものがあり、ラストも捻りがある切ないけどハッピーエンドかな。

*声を失わなかった人魚は鈴を転がしたような可愛らしい声で、しゃべる度に鈴が鳴るのも幻想的な演出でよかったです。直接的だけど効果ありなのだわ。海中遊泳場面も手の込んだもので、人魚姫の仲間や海の王様っぽいのも出てきていたわ。

*にしてもやっぱ王子はボンクラなのだよね(お約束なのだけど、ハズせないのだけど)

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*この手ものって存在してても何処かが発掘してソフト化してくれないと観られない類。アンデルセン生誕200周年を記念して原盤フィルムを修復・デジタル化した有難いものなのです。なにぶん人魚好きなのものですからIVCからリリースされた時には飛びついたものです。ソ連時代のものや東欧・北欧のエリアの映像作家のものは、古来から伝わる土地の伝承を表現に取り入れたりするので童話系やファンタジーといっても子供向けというよりアート色が強いものばかりで、衣装や美術セットがもうタマランのでした。

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by harusfactory | 2012-06-02 12:40 | Movie
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*1968年制作の「人魚姫」ロシアのアニメーションです。デンマークのコペンハーゲンにある観光名所「人魚姫の像」の前で旅行者たちにガイドが「人魚姫」のお話を聞かせている設定のロシアン・カートゥーンです。絵本を動かしているようなアニメーションが味わい深く、人魚姫が陸に上がった姿はボッティチェッリの「ヴィーナス誕生」のような美しさです。

Rusalochka, russian cartoon, english subs, pt 1

Rusalochka, russian cartoon, english subs, pt 2


Rusalochka, russian cartoon, english subs, pt 3

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by harusfactory | 2012-04-10 14:48 | Movie

First Position

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*First Position (2011) :アメリカグランプリに出場する小さなダンサーたちを追いかけたドキュメンタリー。予告編観てみると皆可愛い、一生懸命でバレエ大好きオーラが出ている。日本での劇場公開はないかもだけど、せめてDVD出て欲しいなぁ。


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by harusfactory | 2012-04-02 20:04 | Movie

L'Année dernière à Marienbad

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*1961年に制作された、フランス/イタリア合作映画『去年マリエンバートで』の冒頭、独白場面で室内の美しい装飾が幻想的に映し出される。これはドイツのアマーリエンブルク城(Amalienburg)のシュピーゲルザール(鏡の間/Spiegelsaal)で撮影されたもの。


*『去年マリエンバートで』1961(フランス/イタリア)94min
 監督:アラン・レネ

男が、整然とシンメトリックに設計された庭を持つ城館にまぎれこむ。そこでは社交界のお歴々が集まり、退屈なパーティに興じている。男は誰の気にもかけられずに館内を歩き回り、女を見つける。女とは去年に会っていた、マリエンバートで……。女にはその記憶がないが、男に迫られるうち、過去と現在の境が消えて、男の言うような記憶を作り上げていた。二人は愛し合い、一年の後、ここで会う約束をしたと・・・。


*この作品は、対立する複数の視点から同じ出来事を全く違う風に回想し、真実がどうだったのかを混乱させるという手法が用いられ、更に時間軸の入れ替えも行われているのでかなり難解な映画とも言われていますが、催眠術というか白昼夢のような不思議だけど幻想的で美しい映像に酔いしれる事が出来る映画です。

*そして、1961年度ヴェネツィア国際映画祭金獅子賞受賞しました。脚本のロブ=グリエの言によれば、黒澤明監督の『羅生門』に触発されて作られたそうで、その羅生門と言えば芥川龍之介の「藪の中」を下敷きにしているわけで、この素晴らしい作品に日本の感性が取り入れられているのも素敵ですよね。

*あと、この世界観に浸れるロケ地、ミュンヘンのシュライスハイム城(Schloss Schleissheim)のノイエス・シュロス(新しい城、Neues Schloss)やニンフェンブルク城(Schloss Nymphenburg)、冒頭で使われたアマーリエンブルク城(Amalienburg)など巡る旅が出来たらいいですよね。そして、ヒロイン役のデルフィーヌ・セイリグ気分に浸るなら、映画の中で彼女の衣装を担当したシャネルを身に着けるべき?(ナンチャッテ)w


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by harusfactory | 2011-09-14 09:20 | Movie

Morte a Venezia

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*『 ベニスに死す 』 1971(イタリア/フランス)131min
 監督:ルキノ・ヴィスコンティ

静養のためヴェネツィア(ベニス)を訪れることにした老作曲家は、その道中、船の中で(ちなみにこの船は「エスメラルダ」号といい、後に映画中に登場する若い頃売春していた女と同じ名前である) ふと出会った少年・タジオに理想の美を見出す。以来彼は浜に続く回廊をタジオを求めてさまようようになる。ある日ベニスの街中で消毒が始まる。尋ねると疫病が流行しているのだという。やがて自らも感染した彼はまるで死に化粧のように白粉と口紅を施し、タジオの姿を求めてヴェニスの町を徘徊する。疲れきった彼は体を海辺のデッキチェアに横たえながら友人とはしゃぐタジオの姿を見つめ、波光がきらめく中笑みを浮かべつつ死んでゆく。流れた涙で化粧は醜く落ちていく、、、。


*トーマス・マンの同名小説の映画化です。

*先月発表されたのですが、今年の10月にニュープリント版が上映されることになりましたッ!もう何が何でも絶対に劇場に足を運ばねばイカン!な出来事。大きな画面で堪能できる日がくるなんて、、、w



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by harusfactory | 2011-08-22 18:20 | Movie

Fanny och Alexander

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*「ファニーとアレクサンデル」1982(スウェーデン)311min
 監督:イングマール・ベルイマン

*スウェーデンの巨匠ベルイマンの集大成とも言える超長編映画。スウェーデンの地方都市に住むブルジョワ一族のエクダール家の人々を描いた5時間に及ぶ作品です。5つの章になっているので割りと見やすいですが、この世界観に魅了されると時間も忘れてしまいますね。

*Story
1907年スウェーデンの地方都市でのクリスマス・イヴ。劇場主であり俳優でもあるオスカル・エクダールの一家は、キリスト降誕劇を、妻で女優のエミリー、長男のアレクサンデルとその妹のファニーとともに上演し、その後は親しい人みな揃って盛大に祝うのが恒例となっている。変わらず幸せに祝ったその年明け、「ハムレット」のリハーサル中にオスカルが突然倒れ急死する。未亡人となったエミリーは、相談相手になってくれたヴェルゲルス主教と結婚するのだが、、、。

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*1985年に岩波ホールエキプ・ド・シネマ(第66回)でロードショーされた時から、長い間観るチャンスがなかったのだけど、去年の冬にオリジナルHDマスターDVDの発売のおかげで、やっと鑑賞するコトが出来ました。感無量!素晴らしかったですッ。夢が叶った感がある嬉しさッw
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by harusfactory | 2011-07-22 16:41 | Movie

Visconti:Ludwig

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*先日の日記、生誕100年祭より鑑賞レポ。 

『ルートヴィヒ』完全復元版 1973(イタリア/フランス/西ドイツ)237min
監督:ルキノ・ヴィスコンティ

19歳の若さでバイエルン国王となったルートヴィヒ2世は、作曲家ワグナーに心酔し国費をつぎこむ。彼は従姉妹のエリザベートを恋するあまり、彼女の妹ソフィーとの婚約を破棄してしまう。やがて、1866年にオーストリアとの戦いに敗れ、ワグナーにも裏切られたルートヴィヒは失意のどん底に突き落とされ、突如謎の死を遂げる・・・

*4時間に及ぶ上映時間など、この一大絵巻の前では時間の経過さえ忘れます。
 最後まで圧倒され魅了されました。やっぱ劇場鑑賞はDVDとは訳が違いますッ。

*序盤の若く美しい王の誕生の戴冠式直前の控えの間で、国を背負う重圧に押し潰されそうなルートヴィヒその危うさも秘めた緊張感が伝わってきました。この先訪れる時代の敗北者の幕開けの予感が、、、。夢の世界の住人の彼が国を統治出来るはずもなく 、国費はどんどん彼の趣味趣向につぎ込まれ、兄の代わりを務めてた弟のオットーも精神を犯され、そして最愛の理解者でもあるエリザベートは手の届かぬ存在、、、。ルートヴィヒの狂気的な現実逃避の様子をヘルムート・バーガーが見事なまでに表現してますね。もうー、鳥肌立ちっぱなしです、その容貌の変化は凄まじかった、もう泣けてきます(ノД`)

*ロミー・シュナイダーもシシィ像にぴったりでした。陽気で活発で少女のような彼女だけど、黒衣が彼女の悲しい背景を物語らせています。息子ルドルフ皇太子の自殺かか生前脱ぐ事のなかった喪服。 ひとりの女性の光と影の部分までさり気無く描いています。
   
*そして本物の城の中に再現された美術セット、当時を窺わせる様子が素晴らしく、惹きこまれます。実際その場に立ち会って居るような、そんな錯覚に囚われてもします。セットと被写体とカメラの位置が絶妙なのだね。映り易いようにセットしてあるのではなくて、あるものそのままの位置を生かしているから臨場感が違うのだ。

*それにしてもルートヴィヒの部屋の鮮やかな青の色調が<blue blood>という高貴な血筋を意味する青と凄く重なって、魅了されるのだけど怖さも秘めた美しい青色でした。

*そして終盤の展開が凄かったです。謎の死について伝えられている、自殺説と暗殺説を見事に織り交ぜた描き方はドキドキハラハラです。ラスト湖畔で見つかった死体を前にワタシの中では暗殺説がより深まってしまった(;^^)エンディングロールを観続けながら心の中では「犯人はあいつだ!」と呟いてしまいましよ(笑)ミステリアスなラストは余韻たっぷり、ホント、見応えありますヴィスコンティ。



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by harusfactory | 2011-06-18 20:16 | Movie
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*なぜか、今頃、生誕100年祭レポなど上げてみる。2006年に首都圏からスタートした「ヴィスコンティ生誕100年祭」この記念に3作の映画が完全復元版として上映されるという、ファンとしては涙もののウレシイ企画。当時、静岡に住んでいたので、翌年の2007年に祭りが上陸した祭には見逃してなるものかッという意気込みで劇場に通いました。それまでDVDで自宅のTV画面でしか観たことのなかったヴィスコンティの素晴らしい映画を銀幕で観られる!と思うだけで鳥肌。もうドップリと世界観を堪能してまいりました。そして映画を観る贅沢さを味合わせてくれるのもヴィスコンティ。ワタシの中では「神」でありますw


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*上映内容については後日。
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by harusfactory | 2011-06-15 11:18 | Movie

RED RIDING HOOD

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*グリム童話の「赤ずきん」の大人版ストーリー。なかなかひねりがある設定で楽しいです。古い伝説、道徳感、現代的な人間関係の複雑な側面と、心理的に迫る身近な者の裏切りなどなど、主人公の赤ずきんこと、成長し大人の女性になった美しいヴァレリーの恋愛模様も織り交ぜ、ゴシック・ファンタジーにホラーやスリラーもふくませて、現実離れのおとぎの世界へ入ってきましたよ。

*監督は「トワイライト/初恋」のキャサリン・ハード・ウィック。彼女の作り出す映像世界観が好きなので、シリーズから降板させられた時は残念で仕方がなかったです。その分この「赤ずきん」で存分に楽しませてもらった感じがします。個人的に、うふふな映画で嬉しいですw

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by harusfactory | 2011-06-11 16:28 | Movie