ひとつひとつ気持ちを籠めて拵えたビーズのアクセサリーをご紹介しています。


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L'Année dernière à Marienbad

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*1961年に制作された、フランス/イタリア合作映画『去年マリエンバートで』の冒頭、独白場面で室内の美しい装飾が幻想的に映し出される。これはドイツのアマーリエンブルク城(Amalienburg)のシュピーゲルザール(鏡の間/Spiegelsaal)で撮影されたもの。


*『去年マリエンバートで』1961(フランス/イタリア)94min
 監督:アラン・レネ

男が、整然とシンメトリックに設計された庭を持つ城館にまぎれこむ。そこでは社交界のお歴々が集まり、退屈なパーティに興じている。男は誰の気にもかけられずに館内を歩き回り、女を見つける。女とは去年に会っていた、マリエンバートで……。女にはその記憶がないが、男に迫られるうち、過去と現在の境が消えて、男の言うような記憶を作り上げていた。二人は愛し合い、一年の後、ここで会う約束をしたと・・・。


*この作品は、対立する複数の視点から同じ出来事を全く違う風に回想し、真実がどうだったのかを混乱させるという手法が用いられ、更に時間軸の入れ替えも行われているのでかなり難解な映画とも言われていますが、催眠術というか白昼夢のような不思議だけど幻想的で美しい映像に酔いしれる事が出来る映画です。

*そして、1961年度ヴェネツィア国際映画祭金獅子賞受賞しました。脚本のロブ=グリエの言によれば、黒澤明監督の『羅生門』に触発されて作られたそうで、その羅生門と言えば芥川龍之介の「藪の中」を下敷きにしているわけで、この素晴らしい作品に日本の感性が取り入れられているのも素敵ですよね。

*あと、この世界観に浸れるロケ地、ミュンヘンのシュライスハイム城(Schloss Schleissheim)のノイエス・シュロス(新しい城、Neues Schloss)やニンフェンブルク城(Schloss Nymphenburg)、冒頭で使われたアマーリエンブルク城(Amalienburg)など巡る旅が出来たらいいですよね。そして、ヒロイン役のデルフィーヌ・セイリグ気分に浸るなら、映画の中で彼女の衣装を担当したシャネルを身に着けるべき?(ナンチャッテ)w


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by harusfactory | 2011-09-14 09:20 | Movie