ひとつひとつ気持ちを籠めて拵えたビーズのアクセサリーをご紹介しています。


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The Tales Of Hoffmann

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*『 ホフマン物語 』 1951(イギリス)124min
 監督:マイケル・パウエル/エメリック・プレスバーガー

プロローグ/居酒屋で人気プリマ、ステラを待つホフマンが3つの恋の思い出を語り始める。第一話/パリ/美しい人形オリンピアにホフマンは心奪われる。第二話/ベネチア/悪魔の手先にそそのかされたジュリエッタがホフマンに誘惑の手を伸ばす。第三話/ギリシア/胸を患う歌姫アントニアは、ホフマンのために歌を歌い命を落とす。

*ドイツ・ロマン派の詩人E.T.A.ホフマンの小説から3つの物語を用いて脚色した、ジュール・バルビエとミシェル・カレの同名の戯曲に基づいて、フランスの作曲家ジャック・オッフェンバックがオペラ化した。しかし、未完のまま他界し、予定公演は延され、その後他の作曲家が手を加えたりしたけど、結局構想30年を経て未完のままパリで初演し大成功は収めるものの、ウィーンでの初演中に劇場が火事になり多数の死者を出し、その後呪われたオペラとして長らく封印されてしまう。でもって、映画の方も幾度となく短縮されて公開されたりで不運な映画でした。これは完全オリジナル版でのDVDリリースのものです。

*いやもう、オペラ、バレエ、映画の見事な融合です。劇場舞台セットのような背景は奇抜で幻想的でありながらも奥行きあり、見事な空間をつくりだしてます。その中で繰り広げられる3つの恋のお話はどれも悲恋ばかりですが、とくにワタシのお気に入りは、一幕目の「オリンピア」。映画「赤い靴」でお馴染みのバレリーナ、モイラ・シアラー演じる機械仕掛けの人形に恋するホフマンの話が大好き。 ホフマンの小説「砂男」をベースにした物語で、バレエのコッペリアやペトリューシュカを生み出した作品でもある。

*ある人形師の所に出入りしている発明家が作り出した不思議な眼鏡。
 見た物が生き生きとして見えるこの眼鏡を手に入れたホフマンが
 歌い踊る人形オリンピアが人間の娘と思い込み
 一目見て恋に落ち、愛の告白をしてしまう。

 だけど、人形師に騙された発明家が、人形師が大事にしている
 人形オリンピアを壊してしまうことで、ホフマンは現実に気付き
 滑稽者として、笑われる話。

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*この場面の美術が素晴らしく華やかで可愛らしく、ほんと、おとぎ話の夢のような場面。 人形の動きを見事にバレエで踊るモイラがとても素晴らしい。 ラストの壊れた人形の様子は、さすが「血を吸うカメラ」の監督であるマイケル・パウエルの奇抜な演出の片鱗が見えて、ちょとオドロオドロシイかも?w

*それから、全編にわたり、ロバート・ヘルプマンの登場も多いのもウレシイ。彼を知ったのは晩年の出演作「チキチキ・バンバン」でのチャイルド・キッチャー役なのだけど、その容貌の怪しさから見事に嵌り、経歴を調べていく内にバレエダンサーだという事がわかって、更にバレエ映画の「赤い靴」に出演したりと、英国で代表的なダンサーと知り益々彼の魅力に嵌っていった次第。しかもバレエダンサーにしては見事にキャラクターに当て嵌まるカメレオンぶり。1972年の「不思議の国のアリス」では帽子屋を演じ。 このホフマン物語では4幕目のアントニアの中ではドラキュラ伯爵のような容姿の医者を演じ、バレエ界のクリストファー・リーかピーター・カッシングみたいだと思った。強烈な個性の持ち主ですが、彼のバレエダンスが一番堪能できるのが
この「ホフマン物語」ではないかと思います。

*バレエ映画として絶品ですね「ホフマン物語」。ただ、あまりにもマニアックすぎてカルト映画な部類かも?ていうかDVD絶版効果により、自分が求めた時にはかなりのプレミア高騰ぶりが酷かったけど、運良く良心的価格で入手できました。去年の3月にめでたく再販されたので求めたい方はお早めに!ジャケットも新装されてますけど大正ロマンなイラストの前のジャケットの方が好みかな。

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*なんか、ここのところバレエ・ネタばかりのような(汗笑)。もう直ぐ「ブラック・スワン」も公開されるし、先日は「SWAN」の続編やら、CS放送ではアンナ・パブロワのドラマが放送中など、身の回りでバレエづいてるせいかしら?゚∀゚
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by harusfactory | 2011-02-16 17:18 | Movie